◇大阪姉妹殺人事件−B
大阪府警お疲れさまです!!
以前にもお話ししていた、「大阪姉妹殺人事件」ですが、
昨日「山地悠紀夫」容疑者が強盗殺人と銃刀法違反容疑で起訴
されました。
新聞によりますと、山路容疑者は
隣の会社の屋上によじ登り、マンションに帰宅す
る人の中から狙う相手を探そうとした。
捕まらなければ、また事件を起こした。
などと供述していることが解りました。
しかし、屋上へ行くなら壁を伝うよりマンション上階から飛び移る
方が簡単で、 捜査本部は不自然な供述と判断。実際には明確
に姉妹の部屋を狙った上で壁を登ったとみて、近く放火容疑で再
逮捕し、さらに追及するということです。
この事件で被疑者を逮捕・起訴に持ち込むについて、府警の捜
査1課も大変な苦労をされたと思います。
本当にご苦労さまでしたと言いたいです!!
山路容疑者は、17歳である平成12年7月に母親を金属バット
で撲殺する事件を起こしており、この非行事実により、彼は「中
等少年院送致の保護処分決定を受けて、岡山少年院に入院し
た」そうです。
そして平成15年10月に同少年院を仮退院し、保護観察期間
も終えましたが、パチンコ店のスロット機を不正に誘導する「ゴ
ト師」と呼ばれるグループに加わっていました。
弁護側は、「心神喪失や心神耗弱」を当然の様に主張し、精神
鑑定が要求されるのは目に見えていますが、なんだか寒々し
い話です・・・
もし完全な精神鑑定が実施できるなら、岡山少年院に入院中に
すべきだったのではないでしょうか。姉妹の命が失われてから
では遅すぎました。
昔、社会党に瀬谷英行氏という議員がいました。
参議院副議長をつとめたこともあるらしいのですが、その瀬谷議
員は、平成4年3月12日の参院法務委員会で「精神病者は犯
罪を起こしても責任能力がないと処罰されない。毒ヘビを公園に
放すようなものだ」という趣旨の発言をしたのですが、世論の反
発を恐れて、その後社会党はこの発言を撤回して取り消しまし
た。
現実には、まさにその言葉通りではないのでしょうか・・・。
人を殺したりする時に、人間はある意味「キチガイ」と呼ばれるよ
うな、精神的狂気に支配された状態であることは当然ではないの
でしょうか?。
「精神鑑定時における責任能力」の名の下に、何をしても良い無
法者が世に出されることは、まさに毒蛇を世に放つに等しいと思
います。
国を動かす議員・政党ですら、犯罪者の更正の難しさがリアルに
理解できておらず、被疑者の人権ばかりを声高に養護するばかり
です。
それが証拠に、強制わいせつ等の犯罪被疑者の再犯率でも40
パーセント以上です。
この犯罪は必ずエスカレートします。
そうです、強制わいせつから強姦、強姦からその現場における窃
盗、次は強盗・強姦致傷、強盗強姦致傷から最終的には「強盗
殺人」へと・・・・
明らかに回数を増やし、さらに手法は洗練されて繰り返されてい
くのです。
更正が無理だとは言いません。
しかし、そうした人物が結局は、放り出されるようにして世間に捨
て置かれたからこそ、同一被疑者による事件が繰り返し起きるの
かもしれないのです。
被疑者を弁護するつもりはないのですが、これだけ狂気的加害の
重なる原因を、被疑者だけに求めるのはもはや不可能なのでは
ないでしょうか。
これらの犯罪を見るに、精神鑑定による責任無能力者であって
も、 もう十分に国で隔離・徹底更正を考えるべき瀬戸際に来て
いるとおもいます。
まさに大阪姉妹殺人事件は、法律を大上段に振りかぶった国の
犯罪発生実態への認識の甘さを浮き彫りにした事例であったと
思うと共に、このような認識が、今回のような姉妹殺人事件を誘
発させてしまった遠因であると考えずにはいられません・・・・。
